Savilna会読会

“Savilna”は「錆びるな!」のもじり。本を読み書評にまとめて発表するメンバーズ会読会。ゲスト参加歓迎。書評を聞けば2時間で10冊読んだ気になれます。年6~8回開催。

 2009年1月26日に第1回をスタートしてからおよそ二年、今年の1月7日に第15回を迎えました。

 会読とは「複数の人たちが集まって一緒に本を読み研究し合うこと」です。でも、この会読会では一緒に本を読みません。原則として同じ本も読みません。自分の気に入った本や、他のメンバーが楽しんだり役立てたりできそうな本を自分流で選んで読んでくるのです。

 ▼ 三つのユニークな特徴

 1.発表者にとって: 本をよく読むのだが、内容を忘れてしまう。そこで、少しでもアタマに残るように、A4原稿1、2枚に書評としてまとめる。本から正確に引用し、コメントと区別する。読むこと、書くこと、記憶することは一体。

 2.発表を聴く人にとって: 元の本を読まなくても、発表者の書評を聴き読むだけで、本のさわりがわかる。本来の書評というのは書籍の推薦に近いが、この会読会では「私の話を聴けば、元の本を読む必要はなし」というスタンスに立つ。

 3.年間で50冊近くの本を「読んだ気になれる」。一冊から、これという引用を二、三箇所抜き書きするだけでも、さまざまなジャンルの話題に広く浅く精通できる。好きな本しか読まない傾向にある人は、知の偏在を是正することができる。

 この会読会には一点悩みがあります。それは、一日の発表図書の限界が10冊という点。一人12分で書評しても2時間かかります。多数のメンバーを受け入れたいのですが、発表者とコメンテーターを分けなければならなくなってきました。贅沢な悩みですが・・・・・・。

 ▼ 一度覗いてみたいと思われる方にメルマガ案内を差し上げます

 第16回は2月下旬~3月上旬を予定しています。案内希望の方は申込フォームを利用ください。このセクションでも近々日時・場所をお知らせします。

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